ずずぶろぐ

ていねいでない暮らし

映画『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』(2020年) NYという地名に弱い私…

こんにちは、ずず(zuzu)です。

映画『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』を観てきました。

この作品は、教養がなくては楽しめないかもしれません。

教養のない私にはイマイチでした。

 

カリフォルニアの大学を卒業(?)した若い女性が、作家になるべくニューヨークで暮らすことを選び、職と住まいを得て生活しながら、自分探しをするというのがざっくりとしたストーリー。

作家志望の主人公が就職した先は、出版エージェントと言って、作家と出版社の橋渡しをする会社で、芸能プロダクションのような感じでしょうか。

そこで、アシスタントとして事務作業をするのですが、サリンジャーと話ができたことで人生が変わっていきます。

 

サリンジャーという作家については、私は以前、村上春樹氏が翻訳した『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を購入したのですが、いっこうに読み進めることができず、処分してしまいました。

残念ながら、私の人生には必要のない小説だったようです。

いつか読んで見たいという気持ちは持ち続けていますが…

置いといて。

 

この作品の原題は『My Salinger Year』ですが、邦題は『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』です。

NYが舞台の映画やドラマをつい見たくなる私ですが、これはちょっと…ですね。

『ヤング・アダルト・ニューヨーク』(2014年)という映画がありまして、これもNYという場所に惹かれて映画館に足を運びましたが、そのときと同じく、肩透かしを食らった感じです。

原題は『While We're Young』なので、日本人には邦題をニューヨークなんちゃらにしておけばいいんじゃないという感じを受けました。

今思えば、ベン・スティラーナオミ・ワッツアダム・ドライバーアマンダ・サイフリッドと好きな役者さんばかりなんですがねー。

 

『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』はよくわからない感じではありましたが、若い女性の人生として捉えると、とてもわかりやすい。

作家志望なのに、作家をマネジメントする会社で働くのは、芸能人になりたい若者が、芸能人の付き人をしてチャンスを狙うようなものかもしれません。

しかし、作家は作品を生み出すことが仕事なのです。

アウトプットして稼ぐということを、とてもわかりやすく説明している、経済評論家の勝間和代氏の動画がありました(神回)。

本作と通じるところがありましたので、よかったら短い動画ですのでご覧ください。

またね。