ずずぶろぐ

ていねいでない暮らし

えッセイ『フジコ・ヘミング 永遠の今』(2022年)を読んで<追記>

こんにちは、ずず(zuzu)です。

昨日のブログでは、フジコ・ヘミング著『フジコ・ヘミング 永遠の今』の感想などを書きました。

Kindle Unlimitedで『希望の力 くじけない、あきらめない心』を読んだ

その後、Kindle Unlimitedで同じくフジコさんの『希望の力 くじけない、あきらめない心

』をダウンロードして、ひと通り目を通しました。

子ども向けなのか、ふりがなが振られており、フジコさんの個性的でカラフルなイラストがふんだんに掲載されていて、なかなか素敵でした。

ただし、書かれている内容に目新しいものはなかったです。

暗譜の目的

『永遠の今』に話を戻します。

”暗譜”という表題の文があって、

…譜面を見て弾く大家もいっぱいいるけど、譜面を見て弾くと私はかえって頭の中がおかしくなっちゃう。いつの間にか音符を見失い、どこを弾いているのかって、わからなくなっちゃいそうで。

 鍵盤は見ないわ。タイプを打つ人も手元を見ないで打つじゃない、あれと同じでドの音がどこにあるかなんてすべてわかっているから。

 演奏旅行に出かけるときは、楽譜はいちいち持っていかない、重いから。

株式会社CCCメディアハウス発行『フジコ・ヘミング 永遠の今』(2022年4月9日)より引用

確かに、フジコさんは暗譜でステージに臨んでいますよね。

 

この文章とは別のところで、フジコさんは暗譜で弾くほうが気持ちが込められるとおっしゃっていました(当該文が見つかりましたら引用文に修正します)

この言葉で、暗譜の必要性について、自分の中で答えが出ました。

暗譜が推奨されるのは、楽譜がない場所でも弾けるようにするためだと思っていました。

エレクトーンのグレード試験でも”暗譜が望ましい”とされています。

ですが、歳を取れば取るほど記憶力は低下していきますし、もし演奏中に頭の中が真っ白になったら…という恐怖心は大きいですね。

恐怖に打ち勝つためには、練習あるのみ。

でも、やっぱり怖いわ〜

 

今日のブログはここまで。

またね。