ずずぶろぐ

ていねいでない暮らし

後悔のない断捨離のために

こんにちは、ずず(zuzu)です。

亀の歩みで断捨離を進めています。

リアル生活やSNSでは、”断捨離して後悔したものはない!”と言い切っていますが、本当は、人間だもの、勢い余って捨ててしまったものがあります。

 

それは、昭和から平成にかけて飼っていた雑種犬の、たった1枚残していた写真です。

 

1番よく撮れた1枚を大切に保管していました。

初めて自分で買ったフィルムカメラで撮った写真です。

2021年11月に旅立った老犬の祭壇に、先代である雑種犬の写真を添えたくて探しましたが、見つかりませんでした。

もしかして、が、どうやら、に変わり、愕然としました。

 

雑種犬の写真の背景には、思い出したくない景色が写っていました。

思い切って写真を処分したことで、イヤな過去を断捨離した気になっていたのです。

 

断捨離中の方、計画中の方、二度と手に入らないものの判断は間違わないように。

代用できるものや、再調達可能なものから処分してください。

モノの大小や、新旧、値段、希少性は関係ありません。

自分にとっての価値だけを考えましょう。

断捨離が軌道に乗ってテンションが上がったときこそ、冷静になってください。

 

それでも私は、一縷の望みをかけ、雑種犬の写った写真を探し続けます。

身のまわりを断捨離すれば、どこからかひょっこり出てくるかもしれません。

可能性は限りなく低いけれど…

 

働いていたとき、職場のデスクマットに忍ばせていた、若かりし老犬(?)の写真の切り抜きを、断捨離できなかった写真立てに入れて、自分の部屋に。

古い家にマッチすると自画自賛(笑)

写真立てを購入したお店に行ってみようかな。

20年ぶりに、老母を連れて。

またね。