こんにちは、ずず(zuzu)です。
前回は、3回目のレッスンで、テンポを落として『シェリト・リンド』を弾いたにも関わらず、撃沈したことを綴りました。
今日は、第4回目のレッスンについて書きますね。
気持ちを切り替え、練習
3回目のレッスンで、『シェリト・リンド』を♩=160のところ、♩=110で弾いたにも関わらず、ボロボロの出来だったことは、前回のブログで書いたとおりです。
このことは、密かにピアノ経験者の私のプライドをズタズタにしました。
そんなわけで、3回目のレッスン以降は、ピアノ経験者という過去は忘れ、エレクトーン初心者として邁進していこうと気持ちを切り替えました。
先生に言われたとおり、まず右手でメロディを繰り返し練習し、次に左手とベースを合わせて練習。
両方ができるようになってから、両手とベースを合わせて練習する。
初めはゆっくりのテンポ。
ついていけたら、徐々に速くする。
SEQ(シーケンス)ごとに練習し、苦手なパートはそこだけ徹底して繰り返す。
このように、実直に練習することを始めました。
好きではなかった『君の瞳に恋してる』
なんとなく弾いていた『君の瞳に恋してる』も、きちんと右手から練習を始めました。
実はこの曲、大好きな曲。
グレード9級の課題曲に入っていて、うれしくて小躍りしたほど。
中高校生の頃、ボーイズ・タウン・ギャングという米国のグループが、フォーシーズンズのフランキー・ヴァリが歌うオリジナル曲を、ディスコ調にアレンジしてリバイバルヒットさせた曲で、どなたでも耳にしたことがあると思います。
大ヒットした当時、10代の私は生意気にも、ディスコブームに乗っただけの軽薄な曲と決めつけ、好きでななかったのですが、約30年経って大好きになりました。
それは、クリント・イーストウッド監督がブロードウェイミュージカルを映画化した『ジャージー・ボーイズ』を観たからです。
失意のフランキー・ヴァリが、復活するときに歌う曲なんですよねー
『新エレクトーン・レパートリー グレード9級』の楽譜上にふたりのボブ(ボブ・クルー&ボブ・ゴーディオ)の名を発見したときは、マジで感動しました。
語ると長くなりそうなので、この辺で。
ワルツっぱくない『シェリト・リンド』
そして迎えた4回目のレッスンは、3回目のレッスンから2週間後。
初めは『シェリト・リンド』から。
先生からは、まず、Aメロの10小節目のラのスタッカートが、スタッカートで弾けていないとのこと。
あー、確かにスタッカートで弾いていなかった、スラーになってしまっていた…
そして、全体的にリズムがワルツっぽくないので、3拍子の1拍目を気持ち強めに、2拍目と3拍目は気持ち弱めに、ブン・チャッ・チャッ、ブン・チャッ・チャッ、ブン・チャッ・チャッと、”ブン”にアクセントをつけて踊るように弾くといいとのことでした。
また、ベースはしっかりと長さをとり、しっかり強く弾くように。
私の弾き方は、あたかもスタッカートになっているようだとの指摘。
おっしゃるとおり、慣れないベースはつま先でちょこっと当てるような弾き方をしていたんですね。
音符を追って上っ面は弾けていても、ダメですよね…
ノリノリの『君の瞳に恋してる』
次に『君の瞳に恋してる』を初披露。
大好きで、かつ、アップテンポでノリがいい曲なので、指定どおりの♩=125のテンポで弾きました。
まだまだ荒削りでしたが、『シェリト・リンド』よりはリズムに乗って弾けていたのでしょう。
このとき、エレクトーンの操作が理解できていなくて、シーケンスのデータで弾いたのですが、2回目に弾いたときは、先生が正式なレジストデータを途中から入れてくれたので、ノリノリで弾けてメチャ楽しかった。
私があまりに楽しそうに弾いたので先生がちょっと驚いて、
「今、Cさん(ご主人に内緒でエレクトーンを買い替えた方)が『ダンシング・クイーン』を弾いてるんですよ♪ 「この曲が好き」って言って」
「アバですよね。私も大好きな曲ですよ」
個人の先生は幅広い年代を教えるので、大変だなーと思いましたね。
エレクトーンとピアノのコード進行の違い
曲とは別に、グレード試験の関係の指導もありました。
「基本のコード進行ってわかりますか?」
と先生。
「はい。(ドミソードファラードミソーシレソーシファソードミソと両手で弾き)、IーⅣーⅠーⅤーⅤ7ーⅠがハ長調のカデンツだったと思います」
と私。
すると先生から、
「エレクトーンでは、ハ長調はCーFーConGーG7ーCで、ソドミーラドファーソドミーソシファーソドミ、ベースはドーファーソーソードなんですよ♪ ConGは通常C'Gと書きます。グレード試験ではいろんな調を覚えなければいけないので大変ですよ♪」
と、念押しされました。
このように、4回目のレッスンはとても濃いレッスンで、生半可な練習では太刀打ちできないことがわかりました。
次回は、5回目のレッスンで『愛のロマンス』を初披露したことについて書く予定です。
またね。