ずずぶろぐ

ていねいでない暮らし

エレクトーンはじめました!

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こんにちは、ずず(zuzu)です。

2021年11月からエレクトーンをはじめたので、そのきっかけについて書きたいと思います。

きっかけは老犬と断捨離

エレクトーンを始めたきっかけは、齢18を超えた愛犬が終末期を迎えたことを自覚したからでした。

そのとき私はすでに職場を退職し、日中はカフェやショッピングセンターでふらふらと時間をやり過ごすことが多かったのですが、老犬から目が離せなくなり、なによりそばにいたくて、家でコツコツできる趣味を始めようと思ったのです。

なぜエレクトーン?

では、どうしてエレクトーンなのか?

時間があればもっと進むのにといつも思っていた編み物ではなく、いつかモノにしたい英語の勉強でもなくて、なぜエレクトーンだったのか。

それは、仕事を辞めて熱心に取り組んだ”断捨離”にさかのぼります。

断捨離を悩んだ電子ピアノ

断捨離では、大型家具をはじめ、使っていないモノや熱の冷めたモノを中心に処分しまくりましたが、壁に立てかけたままの電子ピアノについては、処分を迷っていました。

10年前に家電量販店で5万円ほどで衝動買いした白い電子ピアノ。

楽譜をたくさん購入してしばらく弾いたけど、すぐに飽きてほこりを被っていたのです。

この電子ピアノは“”の自分に必要か。

断捨離では、“今・現在”に焦点を当て、処分するか残すかを判断します。

その基準に当てはめると電子ピアノは断捨離の筆頭候補でしたが、

 

仕事を辞めて時間ができたのだから弾けるはず

ーでも、すぐに飽きて弾かなくなるだろう

ピアノを弾くとあっという間に時間が過ぎていく

ー働いてもいないのに贅沢すぎるのではないか

 

あれこれ悩んだ末、ピアノを置くスタンドを購入した上で、電子ピアノを残すことにしました。

私が購入した電子ピアノのスタンドは別売りだったためケチって購入せず、作業台の上に置いて弾き、弾かないときや作業台を使うときは電子ピアノを壁に立てかけていたのした。

今考えると大変危険ですね(汗)

音が出ない!

残すことを決めた電子ピアノを久しぶりに弾いてみようと電源を入れました。

ところが音がまともに鳴らないのです。

ボリュームを上げても、鳴ったかと思うとすぐに鳴らなくなりの繰り返し。

そして、とうとう全く鳴らなくなってしまいました。

意を決してメーカーに電話で問い合わせてみると、

「その機種は保証期間を過ぎており、かつ、製造販売から所定の年数が経過しているので、修理を承ることができません。ご期待に添えず申し訳ありません」

との回答で、電子ピアノは粗大ごみと化してしまいました。

ピアノ?それともエレクトーン?

やっぱりピアノを弾こう。

電子ピアノを処分せざるを得なくなった途端に、俄然ピアノが弾きたくなったあまのじゃくな性格の私。

ピアノについてあれこれと回想しました。

小2の夏から6年間習っていたピアノ。

残念ながら素質はなく、そのうえ練習しないので、毎週ピアノの先生に怒られていたイヤな思い出。

この辺りの昭和のピアノ教室については、今後詳しく語っていくことになると予想されるので、ここでは省略します。

 

ピアノといえば、最近ではストリートピアノが流行っており、演奏動画を上げている一般人がたくさんいて、ハラミちゃんのようなスターが生まれていますね。

有名人がピアノの腕を競い合うテレビ番組も、私は好んで見ていました。

ですが、私はクラシック音楽が好きか?と考えると、ショパンやリストを弾きこなせればもちろんカッコいいけど、そこに辿り着くまでの練習量と比較して弾けるようになりたいとは思いません。

ポピュラー音楽なら好きな曲が弾けて楽しいけど、意外と難しいことを知っているし、ピアノでは正直物足りないと感じることが多いです。

 

だったら、エレクトーンはどうだろう。

子どもの頃、ヤマハのエレクトーン教室に通い始めた近所の子の家で、自由に弾いて遊んだエレクトーン。

『ユー・アー・マイ・サンシャイン』『茶色の小びん』『河はよんでいる』は特に印象的でした。

ピアノと違いエレクトーンは習い始めからよく知っている曲を、特に洋楽(クラシック音楽も洋楽ですが、笑)を弾けることが心底うらやましかったのです。

ガチガチのクラシックピアノより、軽快な洋楽を楽しむのならエレクトーンだな。

こうして私は、50代半ばにしてエレクトーンを始めることにしました。

 

次回は”エレクトーン教室に通うか”どうかについて書きたいと思います。

またね。