ずずぶろぐ

ていねいでない暮らし

映画『ドリームプラン(2021年)』女子フィギュアスケートはどこを目指していくのだろう

こんにちは、ずず(zuzu)です。

いよいよ2022アカデミー賞の授賞式ですねー

 

有名選手の名前くらいは知っている程度で、テニスは詳しくないのですが、スポ根が観たくなってしまいました。

ビーナス・ウィリアムズとセレーナ・ウィリアムズ、黒人姉妹のテニスプレーヤーでとてもパワフルというくらいしか知識がなく、おおよその年齢と活躍した時期、どちらが姉で妹なのかもあやふやでした。

この程度の知識でしたから、姉妹の父親のリチャード・ウィリアムズが「ビー」を呼ぶのはビーナスだとわかりますが、「メカ」と呼ぶのは誰だかわからず、ググってセレーナ・ジャメカ・ウィリアムズのことだと理解しました。

イリアムズ姉妹は仲の良い5人姉妹なのですが、なぜ5人のうちビーナスとセレーナだけをテニス選手にしたのか、そこもわからず悶々としていました。

理由は、上の3姉妹は妻オラシーンの連れ子で、下の姉妹がリチャードとオラシーンの子だったのですが。

 

姉妹が無名の時代は、治安の悪い地域に住み、公園のテニスコートで練習していましたが、その後コーチをつけ、最終的にはフロリダのIMGアカデミーで学ぶことになります。

フロリダのアカデミーは錦織圭選手が拠点としているところだよね、ゴージャスなところなんだーってワクワクした反面、テニス界って白人社会だなーって。

実力の世界とはいえ、有色人種が入っていくにはとても勇気がいることのように思いました。

 

リチャードの教育方針は学業もスポーツもしっかりやり、人格を磨くというもので、ジュニアの試合には参戦させなかったところです。

スポーツは活躍できる期間が長くないので、できるだけ若いうちにデビューさせ稼ぐイメージがありますが、決して燃え尽き症候群にさせないという、長期的なドリームプランを実行したのでした。

これって、今年の北京冬季オリンピックの女子フィギュアスケートの、とある国の選手育成と真逆じゃないですか?

映画公開が嫌味のようなタイミングで…

 

ラストシーンはよかったです。

ああいった演出は好きで、ちょっと泣いてしまったかも☆

 

現在ビーナスは41歳、セリーナは40歳で、ふたりの全盛期は約20年前。

若いふたりが映画になるのには、父の教えに従い生きているからに違いないでしょう。

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映画では触れていませんでしたが、リチャードとオラシーンがその後離婚していたのには、正直えっ?って思いました。

去年観た、ジョニデさん主演の『MINAMATAーミナマター』も同じケースで、まあいいんですが、夫婦愛を美化していたので気になって。

イリアムズ5人姉妹が今も仲良しならいいのですが…

 

またね。