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『健康もマネーも人生100年シフト!勝間式ロジカル不老長寿』で自分の老後を考えてみた②〜第1章 長生きリスク・リターンを見極める

こんにちは、ずず(zuzu)です。

今日も、勝間和代著『健康もマネーも人生100年シフト!勝間式ロジカル不老長寿』を抜粋して、自分の老後を考えてみたいと思います。

第1章 長生きのリスク・リターンを見極める

老化とは、死に至る慢性病である

いきなりこれかよ!インパクトがあり過ぎるコピーですが、おっしゃるとおりだと思いました。

 ただし、その老化のスピードはあくまでも緩やかなものです。とてもゆっくりで、人によってスピード自体は全く異なると言うことも知っておくべきでしょう。

老化は病気だと考えましょうと勝間さんは提唱しています。生活習慣病が進んでいく様と似ていますが、避けることができる生活習慣病と違い、老化は誰にもやってくる厄介な病ですからね。

トライ・アンド・エラーだけが人を成長させる

 つまり、失敗を恐れて安易な道を選んだりするのは、安全かもしれませんが、何も学んでいないということと同じです。

自分は、何かにチャレンジしてクリアすることをほとんど経験することなく、安全な道を選んで人生を歩んできました。石橋を叩いて渡る慎重派というわけではなく、ただただラクがしたかったのです。進学しかり、就職しかり、そこに入ってからできるだけ苦労しなくて済むような選択をしてきた、かなり残念な人間です。

勝間さんは日々トライ・アンド・エラーを繰り返し、それを発信していらっしゃいます。時にはびっくりするようなトライ・アンド・エラーをされていますが、見習いたいところです。

ティーグラウンドで立ち小便するメイワク高齢者

再度登場です。勝間さんにとって相当不快な体験だったみたいですね(笑)

ゴルフは紳士のスポーツですから、紙パンツ着用でプレーするとか工夫してほしいものです。このご老人の家族は、ご老人がゴルフに出かけている時間がホッとできる時間なのかもしれませんが、ゴルフ場も客の高齢化は悩ましいでしょうね。

長生きリスクその1  身体的衰えのリスク

勝間さんは膝に水が溜まることやバネ指を経験されていますが、体力診断では問題がなく、頭の認知的な能力は10代後半ということです。さすがだな〜と思いました。勝間さん、ゲームをやっても若者と同等に戦えるのではないでしょうか?

身体的リスクについては、自分は十分に理解しているつもりですが、ダイエットに成功したのにリバウンドして余計に太ったことや、運動習慣が身につかないなど、問題を抱えています。

自分の父は脳梗塞で入院2回、母は脳出血で入院2回していますので、遺伝的に脳溢血のリスクがかなり高いです。このことはきょうだいに高血圧や高脂血症に気をつけるよう注意喚起するとともに、初期症状の自覚・他覚も大切なのでしっかり伝えようと思いました。

長生きリスクその2 金銭的収入減のリスク

 ここでは、年金に依存する生活を容赦なく斬っています。

 ですから、多少収入が低かったとしても、その後に増える見込みがあるときのほうが、安定した収入はあるけれどもこれ以上増える見込みがないときよりもずっと幸せを感じやすいのです。

 この意味で言うと、年金生活の問題点は、必ずしも収入は潤沢ではないうえに、さらに増えていく見込みがない、ということなのです。

「65歳まで年金がもらえない」が口癖の自分は、本当に残念な人間です(笑)  しかし、庶民は生きている限り定期的に入ってくる年金があるからこそ、庶民は安心して暮らすことができるのも真実だと思います。50代以降は投資だけでなく、年金の受給について勉強する必要性を実感する今日この頃です。

フローの現在価値のほうが重要

  これはよく言われていることですが、金融資産よりも、その人がどのくらい、将来お金を稼ぐことができるかというフローの現在価値のほうが、資産面で言うと実はより重要なのです。

 増えないフローの中でなんとか暮らそうとすると、多くの人は保守的になります。節約、切り詰めばかりで、お金を使わなくなります。

勝間さんは“生活レベルを下げることは悪“と思ってらっしゃるかもしれません。“年収○○万円で暮らす“的な本はきっとおキライだと思われます。でも、庶民は“収入を増やすこと=労働“となってしまうので、労働するくらいなら倹約しようという思考になるんですよね〜

金銭収入減のリスク対策は、若いうちのマネジメントが大事

 もし、自分の稼ぐ能力が年を経るごとに衰えないどころか、だんだんと経験を積んでいき、逆に上がっていくのであれば、長生きをすることのリスクは少なく、むしろリターンの多い、好ましい状況だと言えるでしょう。

 歳を取ること自体が、歓迎すべきことになります。

自分の場合、時すでに遅し。歳を取ること自体が歓迎すべきことにはなりませんが、若い頃に戻りたいとも思いません。今が一番いい。いつもそう思ってきたので、これからもそうであるように祈るばかりです。

長生きリスクその3  社会的つながり減のリスク

歳を取れば取るほど若い人から敬遠されるもの

わかっちゃいるけど、50代の身としては軽くショックでした。確かに、集団に新規加入するのが億劫になってくるのです、歓迎されないだろうなと。だからといって老人趣味に走ることはしたくない。

本書の3つの長生きリスクの中で、ここがしっかりしていると幸福感を感じやすいと思いましたが、良好な人間関係はすぐには築くことはできません。これこそ相手がいることですから、意識して好ましい人とだけ繋がるようにしていきたいですね。

勝間さんは、豊かな社会的つながりを保つための最良の方法のひとつを、仕事だと思っているとのこと。うわー、仕事辞めちまったぜ、バイトもしたくないぜ、という自分は本当に本当に残念な人です。

ですが、孤独死は避けたいというセコい気持ちがあります。自分はSOS を出せるタイプだと思うので、見栄や変なプライドを捨てて(ここ大事!)、生きていこうと思います。遠くの親戚より近くの他人と言うじゃないですか。身近な人を大切にしていくことが重要だと思いました。

時間割引率をコントロールする

勝間さんは頻繁に、“時間割引率が高い、低い“というお話をされるのですが、この概念は難しいですよね。時間割引率は低い人ほどセルフコントロールができる人で、時間割引率が高い人ほど衝動的な人ということです。時間割引率が高い人は依存症になりやすく、飲酒や喫煙、肥満、慢性的な借金癖などがある人は、時間割引率は高い傾向にあり、依存症の人ほど、目の前の報酬を選択しやすいそうです。

自分は、タバコこそ吸わないけれど飲酒習慣があるので、退職後はお酒を控えています。幸い仕事のストレスがなくなったので飲酒したいと思わなくなりましたが、ノンアル飲料依存になっているような…それと、買い物依存になりやすいので、これは本当に気をつけたいと思っています。依存している最中は、自分では趣味、あるいは頑張ってる自分へのご褒美と思っているんですよね。

第1章を読んでみて

自分が本当に本当に本当に残念な人間であることを認識したので、改善していきたいと思いました。それと、社会的つながり減だけはできるだけ回避したい。最悪、お金がなく身体が弱くても、すぐ駆けつけて助けてくれる友人や仲間がいれば、未来は暗くないと思います。 

次回は、その1 身体的なリスクを深掘りして学びたいと思います。

 

またね。